高血圧はとても身近な病気です

高血圧はとても身近な病気です。また血圧が高くても血管が破れるか詰まるかするまで何の症状もないので見過ごされている病気でもあります。

血圧が医学の世界で研究されてまだ100年くらいしかたっていません。イタリア人ロッシが人の腕で血圧を測ったのが1896年、ロシア人コルトコフが聴診器と血圧計で血圧を測ったのが1905年です。人類は血圧が高いと血管の事故が多いことに気づき国際高血圧学会が創設されたのが1966年、このころから本格的な血圧の研究が始まりました。

この50年、宇宙科学や生物化学は飛躍的な進歩を遂げました。世界的に血圧の研究は進み1977年には世界で初めて高血圧治療のガイドラインがアメリカで作られました。この次の年日本高血圧学会が発足し日本人のための日本人による研究が本格化します。

中でも世界に影響を与えた日本人の研究が大迫(おおはざま)研究です。家で血圧を測ってもらい家庭で測る血圧の重要性を発見しました。

いつ測るか?「朝起きておしっこの後です。」

どのくらいの血圧か?「135/85を超えないことが目標です。」

「朝起きておしっこの後の血圧が135/85を超えない」135/85を超える人に脳卒中や血管の事故が多いことが判りこの結果が世界中のガイドラインに採用されています。

さあ、さっそく皆さんも明日の朝から測ってみてみましょう。何度測ってもよいので測った血圧は全部記録しましょう。高めの血圧に目をつぶってはいけませんよ。朝起きておしっこの後、135/85を超えていたら高めのしるしなのです。